HDD/DVD録画機を使いこなす[P社の実際]
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P社実践例
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RD-E160の驚き
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 パイオニア社のDVR-710H(以下、P社と略す)の代表的な使い方を例を上げて述べてみる。本機種は機能がかなり整理されているので、マニュアルを何度か読む事でおよそ察しのつく内容も多いが、T社(東芝社のRD-XS36)との比較も目的なので敢えて列挙したい。
  • 録画をする
    予約録画に特に難しい点はない。手動で録画する場合は録画先をHDにしておく。本体中央が青く光っていればHDが選ばれている。そうでなければ、リモコンのHDDボタンを押して、青く光るのを確認する。 下図を参照して欲しい。

    あとは、リモコンの録画ボタンを押すだけである。今、見ている番組がそのまま録画される。録画に先立って、リモコン本体の録画モードボタンを押す事で画質(SPが高画質、LPが長時間)を設定できる。特に本体設定をいじっていなければ、画面には録画モードが数秒間表示される筈である。色々と録画モードの種類もあるが、通常SPかLPだけで用は足りる。LPではDVD-Rに4時間、SPでは2時間記録できる、とだけ覚えておけばよい。録画の終了は、リモコンの録画停止ボタンを押す。再生の停止ボタンではないので注意しよう。

  • 不要部分をカットする
    録画したものを確認するには、リモコンのディスクナビボタンを押す。録画したばかりのものが見える筈だ。上下方向キーで再生や消去の選択が出来るが、ここはそのまま再生に合わせて決定ボタンを押すと、右側にある番組が選ばれる(下図左)。もし録画中と表示されたら、まだ録画が停止していない事を示す(下図右)。番組を選択したらそのまましばらく待つとプレビュー再生が始まる。決定ボタンを押すと、フル画面での再生が始まる。

    あとは早送り、巻き戻し、一時停止などの操作をしてみよう。別の録画を見たければ、またディスクナビで同様の操作を繰り返す。録画中の番組を選ぶと追いかけ再生と言われるものが出来、今、録画中の番組の録画を続けながら、これまで録画した部分について、自由に再生したり戻したりするできる。これこそがHD録画の醍醐味である。
    録画中には、録画したデータの編集操作は出来ないが、見ながらチャプターを入れる事は出来る。とりあえずここでは録画が終わった物について、編集にかかろう。録画を終えた番組を選び、再生しながらチャプターの境界点を決める。一時停止、コマ送りなどを使い、これだという場所が決まったら、リモコンのチャプターマークボタンを押す。チャプターがどのように区切られたかを確認するには、ディスクナビでチャプター編集を選んでから、録画した番組を選ぶと、切られた状態が確認できる。下図の左がディスクナビ画面だが、ここで「チャプター編集」で決定(1)、番組を選んで決定(2)をすると3のように右側のようなチャプター編集画面に移る。例えば、不要な冒頭部分やCMなどをそのまま消してしまいたければ、ここで当該のチャプターを消去してしまえば良い。ただ、消したものは復活出来ないので注意しないといけない。

    このようにチャプター編集画面では余分なチャプターの消去、誤って切ってしまった所の再接続などが出来る。T社のように境界点の移動のような事は出来ないが、その分シンプルである。コツとしては、余分なCMをカットしたいような時にはCMの直前と直後に境界点を入れる訳だが、丁度境界となる点の一コマ外側に設定すると良い。チャプター編集内で当該CM部分を選び(間違えないためにはそのまま少し待って内容がプレビューされるのを確認する)、消去を行う(リモコンのクリアを押す)。なお、あとでDVDにビデオとしてまとめるのなら、次に述べるダビング操作の中で行う方が切れ目を綺麗にカットできる。もし、多少ゴミが入ってもいい、或はただ見るだけである、又はCMをカットしたままビデオテープにダビングしたい、というような場合にはここでカットしてしまうのが合理的だ。

  • DVDビデオを作る
    DVDのvideoに保存したいデータが揃ったら、いよいよダビングである。リモコンのホームメニューを押し、ダビングを選択、更にHDD→DVDを選択するとダビング設定画面に移る。「追加」を選び、更に上半分に並んだ番組一覧から選んで決定を押すと、その番組が今度は下に並んでいく。下図左は丁度そのようにして、上の番組44、41、43を選び、それが下段(ダビングリストとある)に1〜3と並んだ状態である。ここで「戻る」を押し、左のメニューから結合を選ぶと2つの番組を一つに出来る(境目にはチャプターマークが入る)。この順序を変えるには左のメニューの更に下三角マークを選んで次のメニューに行くと、移動というのがあるので(下図右の赤い枠)、それを選んで場所を変える。この下段に並んだものがそれぞれDVD上で一つのトラックとなる。トラック一つがDVDのメニューの項目一つとなる。

    さて、ここで並んでいるトラック(即ち番組単位の事)のチャプター編集をここで行ってみよう。上右図の赤い枠からチャプター編集を選ぶ。すると当該番組のチャプター一覧が現れる(下図左)。もしチャプター分割をしていなければ、ここではプレビュー窓が一つしか現れない。ここでは既にチャプターが3つに分かれているので、3つのプレビューが見える。ここではメニューを見れば分かるように、更に分割したりチャプターの順序を変えたり出来る。ここで更に分割を選ぶと下図右画面となり、ここでは実際に早送り、巻き戻し、一時停止などをしてチャプター境界点を新たに決める事が出来る。ここで、赤い枠の所に数字の列が見えるが、これは0時間00分9秒00を示している。最後の00がフレーム番号を示している。試しに停止状態でコマ送りをしてみると、ここの数値が15の倍数でしか変わらない事が分かる。即ち、GOP単位でしかチャプター境界が入らないのである。

    こうして番組の準備が終わったら、いよいよダビングの開始である。もし、DVD-RWに書き込むならこのままで良いが、DVD-R化するのであれば番組タイトルの編集、プレビュー画面の変更も同時に行わなくてはならない。あとで変更が効かないからだ。それにはダビングの最初の画面(2つ上の左図)にあるタイトル名を選んでタイトルテキストの変更を、プレビューをしながらリモコンのナビマークボタンを押してプレビュー場面の変更を行う。このあたりのコマンドは一見ややこしそうだが、分からなくなったらリモコンの戻るボタンを何度か押すと、必ず最初に戻れるのでしばらく使ううちにコツが分かって来る。ダビングの開始は、2つ上の図中、「次へ」という所を選ぶと開始画面となる(下図左)。ここで録画モードに高速が選べない場合は、DVDに書き込めない状態を意味しているので、既に書き込まれたDVD-R、空き容量の無いDVD-RW、ファイナライズ済みのDVD-RWのどれかが入っているか、番組を沢山選び過ぎて入らないか、或はディスクトレイに何も入っていないかである。あとは、「開始」を選ぶと最大ほぼ20分ほどで書込みが終わる。画面には進行状態が随時出る訳ではないが、リモコンの画面表示をすれば現れる。終わったら、リモコンのDVDボタンを押し、ディスクナビを押すと、DVD媒体上の状態が下図右のように現れるだろう。

    一見するとHD側のディスクナビみたいだが、赤く囲った所を見ればDVD上でのディスクナビだと分かる。DVD-RWならここで更にタイトル名の変更、プレビュー場面の再設定などが出来る。OKなら「戻る」を押し、ホームメニューからディスク設定へ行き、ファイナライズを実行すると、これで普通のDVDプレーヤで読めるディスクの完成である。DVD-RWであれば、ファイナライズ解除を行って何時でもこの画面右の状態へ戻れる。ここで全消去というのを実行すると、DVD-RWをいちいち初期化しなくてもまっさらに出来、ディスク設定の中にある初期化より遥かに速いのでお薦めである。

  • 複数番組を連続して再生させる
    P社にはプレイリストというのが無い(無い事もないのだが、DVD-RW上のVRモードだけのものなので、実用的には無いのと同じ)。が、複数番組を連続再生させる裏技がある。ダビング画面に行き、再生したい番組をその順序で並べる。ダビングリストに番組を並べ終えたら、プレビューを選択、ダビングリストの最初の番組に合わせて決定をするのである。するとダビングリストの最後まで一気に再生が行われる。ただ、この間に予約録画があると中断するので注意。

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